病院患者同時でイジメが行われることもあるので注意

公開日: : 最終更新日:2015/10/08 医療に関する記事

偶然、病室が同じになっただけの縁です。仲よくなれる人もいれば、気が合わない人もいて当然。入院生活は、一日じゅうパジャマかトレーニングウエアで過ごします。広い特別室にいる超お金持ちの患者さんは、明らかに高価そうなカシミアのガウンを着ていたりします。普通の患者さんは、みんな似たり寄ったりほとんど同じ格好をしています。パジャマが患者さんのユニフォームのようなものです。

そこで、ちょっぴり差がつくのがスリッパです。パジャマ姿の足元って、とても目立つんです。ブランド名が入ったスリッパは、それだけで上流階級感を演出できます。ときにはそれが嫌味に見えたりするらしく、イジメの対象にもなるようですからご注意ください。病院でイジメ?と思うかもしれないけれど、案外あるようです。

女性の患者さん同士の場合に限っては、入院中の見栄の張り合いや、自慢話のエスカレートには、巻き込まれると大変なようです。持ち物に限らず、夫自慢や子供自慢、一軒家に住んでいることの自慢、院長一家と親しいといった自慢、などなどです。多少自慢話を聞かされても、まあ、うらやましい。それは、すごいですね。いいですね。

競ったりするのは危険

オーバーなほどの表現をして、そこで身を引いてしまうことです。間違っても、あ〜ら、ワタシだって…なんて、競ったりするのは危険です。なるべく見栄は張らない、見栄っ張りには近づかないことがコツです。なるべくなら仲よくしてほしいですけれど、好きになれない人には、自ら近寄ったり競争心を抱いたりするのは避けるほうが賢いと思います。

ある年配女性の患者さんのAさんが、同じ部屋のBさんに、スリッパを隠されてイジメられているんですと、少女のような作り声で話し始めました。よくあることのようで、一方の話だけでは真実はわかりません。

そこで、ある医師がイジメ役と指摘されているBさんに、お部屋がいっしょのAさんとは、よくおしゃべりするんですかと、さりげなく尋ねてみました。すると、あの人ったら、お金持ちだからって、タオルだのスリッパだの持ち物の自慢するんですと、さっそくスリッパの話題で返答されました。

こんな細なことがきっかけのイジメ問題も主治医が解決しないといけないようです。医者の仕事がいかに多岐に及んでいるかということでしょう。たかがスリッパ、されどスリッパなんですね。

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