放射線技師資格者と医者同士の微妙な関係とその難しさ

公開日: : 最終更新日:2015/10/08 医療に関する記事

画像診断はこれからも進歩を続け、専門職としても重要性はますます高まるが、病院内部では、なかなかその立場は改善されない。医者の指示によって、レントゲン、MRIなどによる撮影を行なう。放射線技師が医療の表に出ることは少ない。最近では超音波診断も放射線科に含まれているところが増えた。そのために、名称も画像診断という呼び方がされるようになってきた。

これからはこういった技術職も、病院経営にまで参加していくべき時代であるだろう。あるいは患者の不安を取り除くため、患者と医療器械との接点に立っているという自覚を持たねばならない。国家資格を持った技術者でありながら、独立して仕事ができないというジレンマが、常に医者に対する不満となっていることも事実であるようだ。看護婦と同じように、医者の指示のもとで働かなくてはいけない。それは放射線技師の仕事への意欲を低下させてしまう原因になる。

医療事務は大学病院の顔

医療事務は一見、大学病院の会計や保健診療報酬の請求だけをやっているように思えるが、ある意味では大学病院の顔である。
外来の受付事務員はその大学病院の印象を決めてしまうといってもいい。
しかし、残念なことに多くの病院では、受付事務員の態度は横柄に見える。
大きな建物で、病院の流れもわからない患者にとって、事務員の親切な対応は非常にありがたいものだ。
それだけに、そっけない態度が喧嘩のもとになったりする。

あまりに忙しくパニックになっている受付事務員と三時間も待たされている患者との言い合いはよくある。
それは問題を抱える大学病院の象徴的な姿であった。
病院を改築しても、国立系の大学病院では、なかなか事務員の接客態度まで改善できないのが現状のようだ。
しかし、その仕事の重要性、つまり医療がサービスであるという観点から、すでに受付事務員を立たせて接客させる病院も出てきている。
将来、病院の淘汰が始まるときには、受付事務は病院の第一印象を決める非常に重要な職種になるといわれている。
大学病院が医療サービスにどう取り組んでいるかを判断するには、受付事務員の対応を見るだけでもかなり知ることができるのだ。

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