医師国家試験は実はそんなに難しくないという意見もある

公開日: : 最終更新日:2015/10/08 医療に関する記事

国家試験をパスしないと医者になれないわけだが、この国家試験は実はそんなに難しくないという。大学時代にちゃんと勉強していれば、すんなり合格するような基本的な問題ばかりのようだ。ところがこの試験に落ちるの人も多い。遊ぶ時間を削ってやっとの思いで医学部に入っても、授業の出欠はうるさいし、レポートや実験などで追いたてられる。ほかの学部とは比較にならない忙しさのようだ。

昔、明治大学のある教授が数百人の学生に単位をやらず、卒業させなかったという事件が話題になったことがあった。国公立大では、毎年二~三人程度、卒業したらまったく別の職業に就く人がいる。医学部といっても、全員が医者になるとは限らない。ところが、レベルの低い私大に限って全員が医者になることを希望するようだ。

以前は、合格率五〇パーセントという大学もあったが、それではあまりにも大学のイメージが悪くなるということで、最近では国家試験対策を充実させており、どんなに悪くても六〇パーセント以下の合格率のところはなくなった。合格率トップの東京医科歯科大が九八.九パーセントなのと比べると雲泥の差である。

高い金を払い続けたのだから

試験の傾向が変わったので、この結果でいい大学かそうでないかということを断じるわけにはいかないが、合格率の低い大学は例年変わらないようだ。

高い金を払い続けたのだから、いくら当人が医者に向いていないと思っても、親にとっては途中でやめるなんてことは許されないのだ。そういう人は親からさんざん、医者になれ。そうすれば社会的地位も収入も保証されるとケツを叩かれてきたのだろう。レベルが低い大学というのは、入学しやすいということがひとつだが、それ以上に、国家試験の合格率が低いということも特徴。

要は医学や医療に対する本人の心構えということのようだ。だいたい合格率七〇パーセントなんて、想像できないという。三人に一人は遊んでいたってことになる。戦前などは、医学の専門学校で二~三年学んだあとで町医者について修業し、立派な開業医となって活躍していた。医者は人の命を預かる職業。仮にも医者を志した者が生半可な勉強をしてもらっちゃ困るという意見も多いようだ。

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