医師の労働時間や環境がかなり過酷らしい

公開日: : 最終更新日:2015/10/08 医療に関する記事

医療業界では若くしてのボックリ死もあるようですし、働きざかりに、ガンをはじめ不治の病で亡くなる人もいます。あまり知られていないのは、夜勤をした翌日も平常勤務が原則だということです。月曜日の朝いつもの時間に出勤します。夕方まで仕事をしたあと、そのまま当直の夜勤になります。そして朝を迎えると、休む暇もなくいつもの火曜日の業務に就くわけです。ですから、夜勤当直のときには、2日間約36時間、ほとんど眠れず働きづめになります。これって、労働基準法には引っ掛からないのでしょうか?

医師の世界は、よいことか悪いことか、男女差別はないようです。うらやましいというOLもいますが、こんな厳しい当直体制だって男女平等なのです。休日も当直や学会などで、あまり期待できません。夏休み以外には、有給休暇を取るということもほとんど不可能だそうです。夜勤が終わると、夜勤明けという平日の休日が与えられるナースがうらやましくて仕方ないといいます。結局、一年じゅうのんびりすることがないのです。

実は自分を大事にできない

もちろん女医だって同じ扱いのようです。医者に、当直と呼ばれる夜勤や休日出勤があることは有名です。病院での慣用句、お大事に。これは、医者やナースなど病院サイドの人間がいうセリフです。ところが、そういってる医者こそが、実は自分を大事にできないのです。

せっかく意志が通じるドクターに巡り合ったのに、すぐに過労死されてはガッカリです。こんな超過労では、医療ミスだって起きやすい状況といえるのではないでしょうか?医者の不機嫌や無愛想もやむを得ないことでしょう。医者の労働条件の改善が望まれる時期にきているのではないかと思います。

患者さんと医師のよい関係を望むかたは、ごく普通の人間関係を築くだけのようです。ですから、医者が疲れているようなら、お疲れなんですか。お体も大事になさってくださいと、率直にいってみましょう。医師の側も、そんな一言を誰かに言われたい日だってあるようです。

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