医師の本音-こんな患者はできるだけ診たくないというケース

公開日: : 最終更新日:2015/10/08 医療に関する記事

医者の中だけで語られる、こんな患者はできるだけ治療したくないというような病気のケースはよくあるようだ。ここではそんな医者が避けたがる患者の病気などをご紹介しよう。

こんな患者はお断り

・こんな患者はお断り・泳尿器科

泌尿器科でラクなのは尿道のポリープや結石だ。ポリープの摘出は技術的にも簡単で治りが早い。結石などは薬で溶かしてしまえる。しかし、転移が早く、腸など内臓全体に広がっていき、手術による摘出の範囲も広い。時間はかかるし、出血量も多いので、患者の体力が問題になる。膀胱ガンは、ガンの中でもやっかいな一つだ。出血といえば、どういうわけか出血多量で死ぬ患者には男性が多いという。男性に比べると、女性は毎月の月経で出血なれしているのか、持ちこたえることが多いのである。

・こんな患者はお断り・耳鼻咽喉科

こんな科を選ぶんじゃなかったと嘆くのは、口腔ガンや鼻孔ガンの患者に当たった時だそうだ。症状が進むと患部が脳に近い分、痛みを感じる度合いが強く、末期ともなると鎮痛剤を投与しても痛みを抑えられない。内臓のガンとは比較にならない苦しみ方で、家族から安楽死を望まれるケースも多い。七転八倒の苦しみの中で死んでいく姿を見るのはつらいようだ。早期であれば手術で治癒する可能性もあるが、重くなると患部の除去で人相がまったく変わってしまう。中には正視に耐えないこともあるという。

良性の種瘍なら、手術をしても顔などにさほどの変形は与えないし必ず治る。中耳炎などの炎症は簡単に治るからいい。しかし保険点数が低いので、開業医だと数をこなさなければならないから大変だ。

・こんな患者はお断り・眼科

網膜剥離は難しい。手術自体がかなり技術を要する上に治癒率が低く、根気のいる治療が必要だからだ。老人の白内障は手術はさほど難しくないが点数は高く、しかも患部を除去すれば必ず見えるようになる。緑内障や白内障は治しやすいのでいい。これは手術していて気分がいいようだ。

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