教授選の激しい舞台裏-道は非常に険しいらしい

公開日: : 最終更新日:2016/08/24 医療に関する記事

教授選は最後の最後まで裏切りなどがあり、教授選は本当に蓋を開けてみないとわからないことが多いようだ。教授選では、教授のなかから学長、院長が選ばれるから、その時は、立候補者が投票する側になる可能性があり、その約束をすることで、教授選の一票を得るということも起こり得る。教授達がいかに密室のなかで行なわれているかということだ。学内だけの問題で片づけていることに大きな問題があるだろう。

助教授から主任教授への道は非常に険しい。主任教授達は教授が退官し、ポストが空かなければ行なわれないからだ。教授選は大学病院では最大のイベントである。立候補して敗れれば、そのまま退職を意味する。主任教授のもとでイエスマンで耐えてきたのは、この教授選に勝っためであるから、立候補者は必死の思いで教授選を戦うことになる。

医局によっては内部の立候補者の選抜でもめることも多いし、退官する主任教授によっては、自分の医局から出た立候補者をよく思っていなければ、後押しもしないということが起きる。

ある医局の教授が定年になる年に教授選が行なわれる。形式的には公募であるから、どこの大学の出身者であろうと誰が教授選に立候補してもかまわないことになる。

教授選ではありとあらゆる裏技が使われる

教授選にはありとあらゆる裏技が使われる。新聞を賑わず新薬治験に絡む収賄事件、治験での不当産やり方、そういった記事が書かれる事には、教授選が必ず結んでいるようである。

教授選の三年前から、立候補する者は女性関係を綺麗にしておけというのは常識で、教授になれば女性問題が起きても辞職などというケースはまれである。情報は対抗馬である人物の周辺から発信される。医局内、学内の反対派、さらには学外の対立候補者たちから流されるという。

教授選には学内に立候補者を絞り込むための委員会があり、そこでもかなりの問題が起きる。普通は学問がらみになるため、母校の出身者を主任教授にもっていこうと、学内では努力をする。

しかし、いわゆる新設医大では、卒業生が教授になるほどまだ十分に育っていないこともあり、理事長が待ったをかけ、卒業生の教授就任をつぶそうとすることもあるらしい。教授選間際になると、怪文書をばらまかれるなどというのは日常茶飯の出来事である。その程度のスキャングルに負けるようでは教授選に勝つことはできない。

最後には金が動く場合がある。そのために裏金作りも必要になってくる。教授選考委員会は、無理やり選挙という形をとるために、適当な立候補者を立てる場合もある。当て馬的な存在で、みな安心して教授選を行なったところ反対票がそっちへ流れ、当て馬的人物が教授になることすらあるようだ。

関連記事

急いで応募しよう!期間限定の医師求人が見つけられるサイト

記事一覧はこちら

スポンサーリンク

関連記事

no image

医者を目指すと決めた頃にあった志はすぐに崩壊していくという話

医者になり、実習の頃に見ていた先輩の姿が医局ではまったく違って見えることを知る。同時に自分が医者とし

記事を読む

no image

医者からもらった薬たまっていませんか?

患者さんのドクターショッピング(あちこちの医療機関や診療科を転々とすること)によって、自分の飲み薬が

記事を読む

no image

医者になりたいと思い実際になってみると感じる大きなギャップ

医者の子弟は、医療の現実を見てきているから、医者はこんなものだという見方ができている人たちである。親

記事を読む

no image

問診の内容や診察した所見を記載することなど

内科の場合、一般的には、顔色、眼、口、首、胸部、腹部などと上から下へ進んでいきます。まず顔色です。顔

記事を読む

no image

病院の人件費を抑える方法-初任給を高くしてベッド数を増す

人件費を抑えるうまいやり方としては、初任給を高くして多く雇い、ベッド数を増やせば、患者も多くなる。そ

記事を読む

no image

看護師の服を特注で作らせているある個人クリニックの院長

都内にある個人クリニックの院長は看護婦の制服を特注で作らせているようだ。あきらかに、患者を獲得するた

記事を読む

no image

医師の就職先が見つからなくなる次代が来るかもしれないという予測

医者が過剰になった場合、医学部希望者の減少がはっきり出てくるだろう。大学病院に残って医療を続けている

記事を読む

no image

土日も診療をしている病院の真の目的とは?

病院の中には土曜日も日曜日も診療をしている病院があります。患者にとっては便利ともいえますが、こういう

記事を読む

no image

トレーニングができる地域医療のきちんとしたセンターがあれば

トレーニングができる地域医療のきちんとしたセンターがあれば、そこで研修を受けることにメリットがあるし

記事を読む

no image

尿路結石になった男性-健康って何か分からなくなる

・35歳、健康食生活一筋男の嘆き 35歳のSさんは、深夜激しい腹痛に襲われ、救急車で運ばれた。

記事を読む

スポンサーリンク

スポンサーリンク

no image
医者が転勤先で苦労する人と人とのコミュニケーション

転勤をいっぱい経験した医者の話では、方言のある地域へ行くのは、大変、外

no image
医師は不倫をしやすいの!?当直という名の外泊

オバ様族の患者さんが、男性の医師の私生活を知りたがる傾向にあるという。

no image
医者の学会の費用-豪勢な噂は本当なのか?

昔テレビでドラマ化されていた、白い巨塔のイメージでそう思ったのかもしれ

no image
製薬会社と病院の癒着は本当にあるのか?

研修医として病院に出勤すると、製薬会社社員からプレゼント責めにあうこと

no image
医者が始めて打つ注射の本音とその犠牲者

医者なら誰でも、初めて注射をする日があります。ということは、最初に注射

no image
忙しくて医師求人がなかなか探せない人におすすめの会社

医師の中には、転職を考えているが、忙しくてなかなか行動に移すことができ

→もっと見る

PAGE TOP ↑