整形外科は人気-血を見たくないと外科の人気は降下

公開日: : 最終更新日:2015/10/08 医療に関する記事

外科は男の世界。男性が女性化していると話題になっているが、医学界でも同様で、内科や眼科というきれいな科目の人気が高くなっているようだ。時代が変われば、医者の心も変わるということだろうか。一昔前は、外科は医者の間では花形的な存在だった。

ボクは子供の頃から手塚治虫のブラックジャックに憧れていた、だから外科志望なんだ。そんな学生が多かった。内科などは診察して、手術の必要があれば外科にまわすという地味な仕事である。患者をまわされた外科医が、先生が手術してくれたおかげで、娘は生き返りましたと感謝の言薬を浴びることになる。臨床の中でも一番人気があったのは、外科は病気を直接治すように患者に受け取られ、尊敬された。ところが、最近は外科志望者は減少している。

外科のような汚い仕事はイヤだよ。いっぱい血を見なくちゃいけないし、手術に失敗して患者を死なせてしまったら、家族から一生恨まれるという理由らしい。

外科と並んで不人気なのが小児科

外科と並んで不人気なのが小児科だ。小児科は治して当たり前、治りが悪かったらヤブ医者扱いされる、やりにくい科目なようだ。診察だって静かに受けるわけじゃないからやりにくいし、うっかり誤診しようものなら親から訴えられる。だいたい子供は病状が急変しやすい、それも夜中だ。子供が好きじゃなきゃ、やっていられない。重病の子供なんか預かったら、夜もおちおち寝ていられない。そう嘆く小児科医は多いようだ。

ただし例外の外科もある、整形外科だ。もっとも骨が皮膚の外に飛び出したような骨折だと、術後のリハビリが必要なケースもあるから、手放しでは喜べないだろうが。いずれにしても処置によってハッキリ症状がよくなる病気というのは、医者にとってありがたいものである。骨折や椎間板ヘルニアなどは治療も簡単だし、すぐにピンピンして患者からも家族からも大喜びされる。整形外科では、手術をすればよくなるケースがほとんどのようである。

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